田中伸一郎（たなかしんいちろう）

Shinichiro Tanaka

1974年8月14日福岡生まれ

2000年に東京大学医学部を卒業後、医師国家試験を取得。研修期間を終え、赤光会齊藤病院、杏林大学医学部精神神経科学教室などで豊富な臨床経験を積む。

2016年から帝京平成大学で精神医学、臨床心理学、精神保健学、犯罪心理学、生命倫理など、さまざまな講義を担当し、2019年から獨協医科大学埼玉医療センターで中高生のメンタルヘルスに携わる。

2022年から東京藝術大学に移り、美術・音楽などのアートを学ぶ大学生、大学院生の診療を行い、都内のクリニックで児童精神科の診療も行っている。

＜メッセージ＞: さまざまな精神障害以外にも、いじめ、不登校、ひきこもり、虐待、ハラスメント、トラウマなどの心の問題がありますが、これらの情報が正しく伝わっていないのが実情です。; また、自己対処の方法や、どのような状態になったら病院・クリニックを受診しなければならないのか、という判断基準もあまり知られていません。; これからも、メディアを通じて、正しい情報をわかりやすく発信していきます。; そして、誰もが心の問題を理解し、偏見・差別をなくし、お互いに助け合うことのできる社会づくりを目指していきたいと思います。
＜専門分野＞: 精神病理学、病跡学（art and psychiatry）、精神科診断学、思春期・青年期精神医学; うつ病、双極性障害、統合失調症、適応障害、心身症; 自閉スペクトラム症（ASD）、注意欠如多動症（ADHD）
＜編集委員＞: 日本病跡学雑誌編集委員; Psychiatry and Clinical Neuroscience Reports Field Editor
＜講演・セミナー＞: 杏林大学医学部、獨協医科大学埼玉医療センター非常勤講師; サマーセミナー「最近のうつ病・統合失調症の外来診療」（2021年）; 田中伸一郎’S 心理療法ケースセミナー（2023年、開講準備中）