Asuka Terada
1990年1月14日北海道札幌市出身
北海道恵庭北高等学校
北海道ハイテクノロジー専門学校
2017年早稲田大学人間科学部人間情報科学科卒業
小学校4年生から陸上競技を始め、全国小学生陸上女子100mで2年連続全国2位。高校1年生から100mハードルを専門とし、高校1~3年生時に全国高校総体(インターハイ)で同種目史上2人目の3連覇、3年次には初の100m・100m・100mHでの3冠を果たした。
2008年社会人1年目に初めて出場した日本選手権で史上最年少覇者となり、2009年には同種目日本選手初の世界ジュニアランキング1位の記録を樹立した。
2013年に相次ぐケガと摂食障害等から現役を引退したが、結婚、出産、大学進学を経て2016年に7人制ラグビーに挑戦。2017年から2年間日本代表練習生としてプレーした。
様々な経験を持って2018年末に陸上競技に復帰。翌年には同種目日本女子選手初の12秒台を記録し、10年ぶりの世界陸上出場も果たす。2021年初めてのオリンピックとなる東京オリンピックに出場。日本人では同種目21年ぶりとなる準決勝進出の結果を残した。
競技人生が20年以上、途中6年間のブランクがある中でも記録を伸ばし、2023年に自己ベストを更新。国内の100mハードルを「12秒台の世界」へとレベルアップさせた先駆者である。
競技と並行して2021年に起業し、陸上教室や食を通じて次世代の育成に取り組み始めた。国家資格のキャリアコンサルタントを取得し、自らが経験した出産、競技復帰、競技転向といったアスリートの可能性や選択肢を広げる活動を行っている。
1女の母。
2021年 第14回ぺアレンティングアワードスポーツ部門受賞
<主な戦績>
2005年 | 全国高校総体(インターハイ)優勝 |
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2006年 | 全国高校総体(インターハイ)優勝 |
2007年 | 全国高校総体(インターハイ)優勝 ※3連覇 |
2008年 | 日本選手権優勝 |
2009年 | 日本選手権優勝 アジア選手権銀メダル 世界陸上ベルリン大会出場 世界ジュニアランキング1位 |
2010年 | 日本選手権優勝 |
2019年 | 世界陸上ドーハ大会出場 |
2021年 | 日本選手権優勝 東京オリンピック2020出場 準決勝進出 |
2023年 | 日本選手権優勝 ※計5回 アジア選手権銀メダル 世界陸上ブダペスト大会出場 |
2024年 | アジア室内選手権銀メダル |
ほか多数